資格を取得するには

独学で勉強して、資格を取得することはできません

まず、受験資格を取得することが必要になります。受験資格は次のように国家資格者名簿の登録事務を行っている財団法人東洋療法研修試験財団で次のように規定されています。

学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することのできる者で、3年以上、文部科学大臣の認定した学校又は厚生労働大臣の認定した養成施設(いわゆる専門学校)で必要な知識及び技能を修得した者。

ただし、著しい視覚障害者については、学校教育法第57条の規定により高等学校に入学することのできる者で、あん摩マッサージ指圧師は3年以上、はり師及びきゅう師は5年以上、上記の学校又は養成施設で必要な知識及び技能を修得した者。

っというように、学生になって授業をうけないといけないんですね。ではどんなところがあるかは同じく財団法人東洋療法研修試験財団の「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を目指す方へ」のページでリンクが紹介されています。

学校選びで注意したい点:

「鍼灸師、学校」等で検索をかけてもたくさんひっかかりますね。ただ、ここでひとつ気にしたいところは、その学校に「本科」もあるのか。「専科」しかないのか。です。

「本科」とは、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の3種類の資格をいっきに取得できるところ。「専科」とははり師、きゅう師、だけしか取得できないところですね。人気が高いのはもちろん「本科」です。倍率もそれなりに高いようです。「専科」は定員割れをしているところもあるようですが・・深くたくさん勉強や臨床が積めて悪くはないそうです。ないそうです?ないそうです(行ったことないのでわかりません(笑))

気になる学費:

学校によって差はあります。大体3年間で400万~500万程度の学費+教科書代や白衣などの雑費がかかります。「本科」より「専科」のほうが少し安くなります。中国やドイツ、アメリカなどへの留学のサポートをしているところもあるので、留学をすればもう少しかかるでしょう。4年生の大学より学費が高いんですね。さらにいうと、4年生の大学生の初任給より、はり師等の初任給のほうが安いです。

本気の人は学校のリサーチをしっかりと:

はり、きゅう、マッサージは多岐の分野に人材を輩出しています。リハビリ、スポーツ、美容、健康・・・・。それぞれの学校で強みがあるようです。自分の進みたい道をよく考えて選ぶべきでしょう。くまきちは学校見学をして決めました。さて、どの学校に通っているかというと・・・内緒です(笑)

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