東洋医学、中医学について

西洋医学に属さない伝統医学のこと。ですが・・・

東洋といえば西洋以外ということですね。ヨーロッパ以外の広大な域全体を東洋といいます。この観点から言うと東洋医学には「ユナニ医学」「アーユルベーダ医学」「中国医学」の3つの大きな医学を指すことになると思います。

なのですが、鍼灸師、あマ指師が勉強する「東洋医学」とは中国でおこり、日本に伝えられて独自に発達した医学のことを指すようです。これは明治時代にそう呼ばれていたからその名残のようです。

ちなみに、「漢方」とは和製用語で、「中国の医学」という意味で使われていたそうです。これは「蘭方:オランダの医学」や「和方:日本固有の医学」の対する言葉で使われていたそうです。中国では、中国固有の医学のことを中国伝統医学、中医学と呼ぶそうです。漢方薬というのは中国伝統医学で使われる薬ということになりますね。

参考文献

本のタイトルどおり、漢方の歴史についてかかれている漢方の歴史の入門書です。これを読めば漢方の知識が!っという代物ではありませんが、挿絵も多く、読みやすいと思います。豆知識が得られるすぐれものです。

この本で紹介される東洋医学とは「中国でおこり、日本で独自に発達した医学」のことです。東洋医学の考え方を、文章と図を半分ずつ使い、視覚的にとてもわかりやすく書かれています。

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