神経組織
- 神経組織は1.神経細胞(ニューロン)と2.神経膠細胞(グリア細胞)により構成される
- ニューロンは核を含む3.細胞体、興奮入力部の4.樹状突起、出力部の5.軸索(軸索突起)に分けられる
- 末梢神経系のグリア細胞を6.シュワン細胞という
- 神経線維は髄鞘を持つ7.有髄線維と持たない8.無髄線維に分けられ、(7.)に見られる髄鞘の切れ目を9.ランビエの絞輪という
- 中枢神経系の内部構造で細胞体が集まってできる場所を10.灰白質、神経線維が集まってできる場所を11.白質、広い白質の中にできる灰白質を12.神経核という
- 末梢神経系内で細胞体が集まってできる場所を13.神経節という
興奮の伝導
- 軸索内で行われる物質の運搬を1.軸索輸送という
- 静止状態における細胞膜内外の電位差を2.静止電位という
- 静止状態でのイオン分布は細胞間の外側では3.ナトリウムイオン(Na+)と4.塩化物イオン(Cl-)、内側では5.カリウムイオン(K+)と6.タンパク質陰イオンが多く存在する
- 活動電位が発生する電位を7.閾値といい、(7.)以上の刺激であれば必ず生じ、それ以下では生じないという法則を8.全か無の法則という
- 活動電位発生時に新たに興奮できない時期を9.絶対不応期、通常以上の刺激でないと興奮できない時期を10.相対不応期という
- ニューロンでは興奮は11.電気信号として伝わっていく
- 興奮伝導の3つの原則は、12.絶縁性伝導、13.不減衰伝導、14.両方向性伝導である
- 有髄線維にみられる伝導様式を15.跳躍伝導という
- 神経線維の分類で16.C線維は最も伝導速度が遅く、17.Aα線維が最も早い
興奮の伝達
- 興奮の伝達が行われる場所を1.シナプスという
- 2.シナプス小包、3.シナプス前終末、4.神経伝達物質、5.シナプス間隙、6.受容体、7.シナプス下膜、8.シナプス後細胞
- 興奮伝達の特長には9.一方向性伝達、10.シナプス遅延、11.易疲労、12.酸素不足や薬物の影響がある
- 遠心性神経の神経伝達物質には13.アセチルコリンと14.ノルアドレナリンがある
- 抑制性の神経伝達物質には15.グリシンと16.γ-アミノ酪酸(GABA)がある
- 痛覚に重要な神経伝達物質には17.P物質(SP)と18.CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)がある
- シナプスの伝達機能が変化する性質を19.可塑性という
- シナプス前ニューロンを反復刺激するとしばらくの間通常の刺激に対してシナプス後ニューロンに大きな反応が起こる現象を20.反復刺激後増強という